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就活・意味不明のSPI 2018-03-19

恐らく、3月のこの時期になると内定を貰っている人がいるのだろう。相当意識が高いと見ることが出来るようだ。

 

それと対称的に私は全く情報を仕入れていないし、行動も全くしていない。今日、1社に会社説明会兼一次選考に行って来たのみで、そこで就活の差が既に出ている。だってやりたいこと、やりたい仕事なんてないし。

ところでいつの頃からか、よくわからない選考材料としてSPIとかいうふざけたシステムが殆どのところで採用されている。足切りに同義のシステムで、これを使用していないところを探すのが寧ろ難しいくらいである。

しかし、正直理解できないところがある。SPIの試験内容だ。

テキスト版は1~5まである

とりあえず、今回やったSPIはテキスト版であり、概要を書いておく。

  • 検査1:国語
  • 検査2:数学
  • 検査3:A or B(1回目)
  • 検査4:あてはまる or あてはまらない
  • 検査5:A or B(2回目)

概要はこれで、マークシート形式だった。次はそれらを順次説明していく。

 

検査1:国語

国語。語句の用法、文の並び替え、二語の関係……これらが半分で、残りの半分が文章題となっている。これで40問/30分である。

センター入試かな?(解読困難)

ただし、ちゃんと読めば解けるものになるので、マシはマシといったところである。ただし、語句の意味は知っておかないと死ぬ。理系には少々つらい。

ただ、文の並び替えは最初と最後に文があり、その間の空欄を復元して<n>番目に来る文章をマークする問題だったため、接続詞を見たりすると以外に簡単だったりする。文章題は知らん。

 

検査2:数学

数学。計算がメインとなるのだが……

文理関係なく難しい。

パーセント計算、速度・距離、利益算、表の読み取り、分数、割引計算、そして長文……。

30問/40分だったが、センター英語並みに時間が足りない。これは練習しなければ無理という話が多いが、個人的に練習したところでどうにもならないような気がする。時間足りないし。

まあ、私は完全に対策不足、というか何もしなかったので当然のように空欄50%以上になった。落ちたな(確信)。

 

検査3~5:(所謂)性格診断

3~5に関しては性格診断なのでまとめて紹介する。これは3と5が「A or B」のどっちに近いかをマークするタイプで、4は「あてはまる・あてはまらない」をマークするものであった。

これらには中間が存在せず、必ずどっちかに偏るようになっている。また、4は右に行くほど「あてはまる」というややこしいマーク方式が採られている。普通のアンケートなどでは左に近いほうが「あてはまる」なので、逆にやると悲惨なことになる。紛らわしいから左を「あてはまる」にしろ。

この性格診断は大体300問くらい、時間指定はないが目安40分というもので、(所詮は)性格診断なので何も考えずにパパパっとやって、終わりっ!でいいと思う。何の参考になるか知らないが。

 

これで何がわかるのか

正直なところ、SPIをやる意味がわからないのである。実生活で明らかに使わないであろうことを問題にして解かせたり、ツールを使えばいいものをわざわざ暗算させるなど、まるで進化に逆行しているようなことばかりである。文明と発明の否定でもしたいのだろうか。

もちろん、手元にそのツールがない場合は必要な能力だといえるが、手元にない状況は今日の世界では到底あり得ないことである。財布を持たずに外に出ることが特例を除いてあり得ないのと同じである。さらに、代用品も多く存在する中で、いったい何を量ろうというのだろうか。

恐らくは常識的な面を測る、ただの道具でしかないだろう。しかしこれが評価基準となるのなら、就活はセンター試験、ひいては高校・大学受験となんら変わりのないものと言ってもいいかもしれない。結局、いくつになっても無駄な勉強はさせられるようだ。

 

単純に勉強すればいいだけの話だが、就活に1%しか力を入れない私には無理な話だった。俺は面倒が嫌いなんだ!

 

現状は変わらないだろうから対策するだけ

そしてSPIはこの先ずっと、1つの評価基準ないし第1関門としてこれからも存在し続けることになるだろう。何も変わらない。なら、対策するだけ。1ヶ月くらい根詰めすれば何とかなるだろう。

本気で入りたいだとか行きたいやりたいことやりたい仕事があるなら本気でやればいいし、そうでなければ偶然の出会いに任せたり、副業を始めて地道に稼ぐでもいいだろう。まあ、1年くらい就浪しても少しは認めてくれるだろうし。そこがブラック企業だったらどうしようもないが。

そんな私は、偶然の出会いに身を任せて就活じゃない就活をしている。自分の性格では恐らく、いいと思える場所以外では正直働ける気がしない。言い換えると長続きする気がしないということになる。

だが、これだけは言えると思う。

就活失敗で死ぬなら、皆10回くらいは死んでいる。

だからとりあえず生きろ、と普段から死にたがっている私が言えた事でもないが。

そしてSPIから外れた話になってしまったようだ。話が脱線する癖は直りそうにないかもしれない。

 

それじゃあ、また。就活ごときで死ぬなよ。

 

 

ちなみに、今日の気持ち

「落ちたな(確信)」と思ったら、意外とどうでもよくなった。何故か清々しくていい気分だった。