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「やりたい事」なんてない、でも「出来る事」はある 2018-04-29

卒研のネタ探しのために論文を見る時間が必要なのだが、そこを就活という、鬱陶しい存在が邪魔をする。いくら時間があるとはいえ、本格的に課題を考え出さなければ間に合わなくなってしまうので、早めに就活を終わらせなければならない。面倒な事になった。

しかし就活においては何故か「やりたい事」を持つ必要があるとかなんだで、これが厄介な存在である。こんな事を誰が言い出したのかは知らないにしろ、これが就活の現場やセミナーやインチキな就活ノウハウサイトでは当たり前のように提唱されている。まるで同調圧力や宗教である。

ただ、まるでやる気のない大学生の屑である私は、やりたい事なんて殆どの場合、ないのが普通である、と思っている。

 

「やりたい事」と就活

就活をする上で、「やりたい事」を基準にして就活する、ということが何故か美徳的に語られている。確かに、業界・業種を選ぶ上では有効な判断材料にはなるだろう。「見本」ではよく見るのだが。

それに、やりたい事がないと就活出来ないだとかやる気がない扱いされる。そんなことなので、多くの就活生は上辺だけの「やりたい事」を作り、それを基にして就活をする事が多いように思える。そんなことしたら絶対に失敗する気がしてならない。

そのやりたい事が本当にやりたい事ではないから失敗するのである。履歴書に嘘を書くのとは違うベクトルの嘘であるが、この場合は嘘をついたら自分に跳ね返ってくるタイプである。私が言えたことではないが、偽のやりたい事を語るのはなしにした方がいいとは思っている。

 

本当に「やりたい事」はあってないようなもの

とはいえ、約22年(成績や受験結果で1年以上遅れる場合もあり)生きていて、やりたい事が見つからない、或いはやりたい事がなかったという人は多いだろう。見つかる人はレアだ。

現在の傾向では無理をしててでも見つけなければいけない強迫観念が強いが、そんなことはない。22・23歳前後は人生の1/4であり、普通に生きていればそんな早いうちから使命感ばりにやりたい事が見つかるわけがないのである。それも仕事においては尚更そう思うはずだ。もし、やりたい事が明確で将来設計が出来ているのなら、就活しないで起業しろという話である。そういうのは就活に別の意味で向いていないタイプだ。

それはともかく、無理にやりたい事なんて作らなくても何の問題もないと考えている。少なくとも私は、だが。志望動機でも、「これがやりたいです!」なんて言わずに、「何でもしますから」(ん?)と言えばいいのである。ただしみなし残業や飛び込み営業など、ブラック企業にありがちな事はNG。当たり前だよなぁ?

そんなこんなで、仮に内定が出て入社したとして、やりたい事が見つかったらいい方だろう。何年か続けて、やりたい事はやはりないと結論が上がることも考えられる。それならそれでいい気がする。その結論に至る頃には、「出来る事」が1つくらいはあるはずだからである。

 

「やりたい事」がないから「出来る事」で考える

「やりたい事」がある人はほんの一握りの天才か変人しかいない。「やりたい事」がない、見つからない方が普通である。なら、その対極にある「出来る事」で考えればいい。と言っても、「それを考えるのが難しい」という声がありそうなので、私的一例を考える。

アルバイトを継続している人はいるはずである。継続出来ているのであれば、それは「出来る事」の1つにカウントできる、と考えている。その「出来る事」も、最初は出来なかった事であることが多いと思われる。

それ以外では、プログラミングが(ある程度)出来るだとか、そんな程度でも十分である。これに関してはそれぞれ違うので、これ以上は書いても仕方ない。この時に重要なのは、他人と比べないことである。比べてしまうと(唯一)出来る事すら否定してしまうことになる。そうなるとキリがなくなってしまうので、比較したくなっても他人は忘れることである。そういうのはある意味「選ばれた人間」で、私達とは別次元に住む人間だからである。

 

「出来る事」がないならなくてもいい

ここまで読んでも、「出来る事」がない人は少なからずいるだろうし、そうだから読んでいる人が多いと思う。そもそも「出来る事」があったら迷っていないし読んでもいないかもしれないが。

なら、「ない」ことを売りにするのがいいだろう。これが果たして何処まで効果があるかは知らないし、実証出来る環境や時間がないため確実な事は言えないが、場所によっては出来る事がないことを、あらゆる仕事を試せるチャンスと考える企業があるらしい。または、ゼロからの教育に適しているのであえて未経験の(他社のやり方に染まっていない)人を採るところもある。中小の少数精鋭みたいなところならあり得るかもしれない。

これもまた前提を覆す話で悪いが、「出来る事」と事業内容が一致する企業に入れる可能性もまた、低いものである。それが出来るのは、一部の選ばれた人間か、起業した人くらいである。大半は入った先で「出来る事」が増えるというパターンであろう。それが「好きな事」には、恐らくならないだろうが。だって大半の人は仕事≠趣味だし、多少はね?

 

最終手段は第三者頼み

私もそうなのだが、もうどうにもならないと感じたのなら、プライドも何も捨てて第三者に頼るのが一番の方法かもしれない。世間でいうところの「エージェント」である。

この「エージェント」については、企業による当たりとはずれが大きく、ブラック企業を平然と紹介するエージェントも存在するため、まずはエージェントの比較からスタートである。

とは言っても、何処がいいというのは私でも言い切ることが出来ない。相性は人それぞれであり、私が良くても他の人は悪いパターンが多々存在するためである。その前に全く動いていないのだが。

ただ、確実に悪いエージェントというものは目星がついている。そのエージェントの1つに関しては、実はネット上で書くと消されるらしく、更には住所を特定して多人数で押しかけてくる893以上にタチの悪いエージェントが存在する。なので、ヒントだけ残しておくと、五反田に本社がある、ということだけである。もし(現実での存在も)消されたらみんなで冥福を祈って欲しい。っていうかそもそも、個人情報保護法違反では?やはり銃規制緩和をすべきだと思う。PBマカロフ・サイレンサーが欲しい。

しかし、エージェントはエージェントであり、そこに就職するわけではないのだから、使うだけ使えばいいのではないだろうか。結局はエージェントも民間の利益企業であるわけで、また需要があるから成り立っていることも明確である。また、(交通費を除いて)無料であるのだから、とりあえずで使ってみればいいわけである。合わなければポイしてしまえばいいっぽい(夕立)。1つのエージェント”だけ”使うという規制がないので、使いまくれば全然問題ないのである。それに検索すれば幾らでも出てくるので、そこに他の場所から集めた情報と照合すれば、何処が合うか、分かるかもしれない。

 

大学生の屑が戯言みたいに書いたので、それじゃあ、また。

 

 

ちなみに、今日の気持ち

養ってくれる女の子は落ちていないかな?