言いたいことは今日のうちに

ただ書きたいことを書く、それだけ

Not A Salary 2019-04-26

世界は不条理と適当で廻っている(リンクス岐部 1995-)

 

ブログを書く気力がまるで出なかった。ここ最近の慌しさがそうさせた。新生活、引越しと新天地。埼玉という偽都会で一人暮らし。研修先が何故大宮なのか、それが不思議ではあるが、殆どの企業は本社・オフィスに遠い場所を研修場所としている。どうやら傾向として普通だと捕らえてもいいだろう。この普通を疑うと違った視点を得られるが、これは別の学問にあたる。

 

願うことならビル1つを丸ごと本社兼研修施設としてもらいたいものではあるが、金がかかるのだろう。そもそも、中小で非上場の、まあまあ(一般的かつ外部から見ればの話。内実は大して変わらない)実績のある企業なわけだが、問題はホモガキ気分の抜けないクソ同期がいるのと、その同期を一生モノとゴリ押ししているベテランである。

 

これを感じる時点でどうやら就活は失敗と断言できる。さらに思うことは、

「転勤なし」

これを優先条件に入れてやればよかった。今度は静岡に飛ばされるらしい。地方の何もないところで一人暮らしとか信じられない。大宮なんて半径500mも離れれば田舎並みの風景でビルはないしマンションは低いしで、本当に何もない。あるのは駄埼玉!そして就業予定先(名前は特定除けのために出せないが)は山の中。周辺には何もなし。メインの通勤手段はほぼ車のみ。

いやいや、待てよ。

あり得ないだろう。

はっきり言って、そこまでするとは思わなかった。人生、いきなりハードすぎるんですがそれは……(困惑)。どうにかして回避しよう。だってそこまで苦労して仕事なんかしたくない!(本音)

さて、ここからは新卒で入った企業に対する愚痴を垂れ流していく。なお、執筆時点では転職活動を水面下で実施している。 静岡逝きを回避できなければ逃げるつもりでいる。

 

人間力」必要なのは当たり前だが

そもそも人間力って何だよ(哲学)

 「人間力」なんて書き方は、超体育会系な企業が掲げる社風みたいでなんか嫌だ。そのようなことを言っている企業に限って、中身がクソだったりとはよくあるお話である。今回の場合、同期もベテランも、どっちもクソだった模様。

結局「人間力」だと小難しく言っているだけのようにしか思えない。要するに、『普通のコミュニケーションができるようにしましょう』ということになる。おそらくはこの意味となるだろう。要約したら言っていることが普通すぎる。

ここのところ思うのは、そんな「人間力」を語る企業がやたら増えてきていることである。この手のものは特に新興IT企業アウトソーシング企業ベンチャーに多いのではないだろうか。

ただ、この手の社風や方針は過剰なまでの人間関係を要求することがあり、従来の理系技術者からすれば、わずらわしいものである。私としては、仕事で最低限のコミュニケーションができれば、それ以上は不要である。はっきり言って、今の時代、企業での仕事にやりがいなどは求めたところで無駄なので、仕事は稼ぐための手段でしかない。となれば、プライベートはプライベート、割り切った方が楽である。

それに現代の傾向として、仕事よりもプライベート、家庭と家族を重視するようになっている。そう考えると、過剰なコミュニケーションは仕事もプライベートも邪魔をするだろう。特に、前から一人で何でもこなしていた人にとって、苦行であると思う。

社風、方針、紹介等でこの文面を見たりしたら、中身をしっかり見た方が安全である。最近は技術系にこの謳い文句が出ているので注意したほうがいい。

もっとも、企業が体育会系を求めていて、自身も体育会系というのなら、それでいいのかもしれないが。

 

『馴れ合い』の影響は同期にもあり

社風が社風なだけに、入社する人間もまた社風の通りな人間が多い。それどころか、大学や専門学校の延長のような、未だ精神年齢がホモガキな人間がいる。

いくらこの前まで学生だったとはいえ、社会一般、環境も規定も何もかもが違う。それでありながら、一人では行動できないようで、「群れ」で行動している。そのくらいならまだいいが、この上のタチの悪いパターンが、派閥を形成し、その派閥から外れるものや、通常なら誰も気にしないことについて難癖をつけて、所謂「社内いじめ」を行う、これもパワハラに分類される愚行をするホモガキがいる。

実のところだが、この社内いじめ被害を受けている。そしてやはりタチが悪く、その方法が小学生レベルのいじめである。わざと聞こえるように話したり、或いは遠くから。この方法はどう考えても小学生のそれと同じである。

 

全 く 成 長 し て い な い

人間の屑がこの野郎……(AKYS)

そういうやつに限って、のうのうと生活しているものだから呪い殺したくなる。経験がある人は同意する内容だと思う。規制緩和しなきゃ……(使命感)

こんな調子なので、精神的に追いつめられていくような感覚がしていて、このまま放っておくと、取り返しのつかない事態になる気がした。そうなってしまっては余計な費用と社会復帰の難易度が上がる。だからその前に動いて、回避するしかないと考えた次第である。

※もしそうなったら、うつ病を理由に障害者手帳を入手するのも手だが、申請条件が初診から6ヶ月、発行に30~45日程度、有効期間2年など制約上から意外と面倒だったりする。しかしこれにより、うつ病と診断されると障害年金2級を1年半待つことで申請し取得できる。また「自立支援医療制度」を利用することで(有効1年)、医療費が1割になる。詳細は専門のサイトなどで。

もっとも、早期転職(特に3ヶ月未満)自体はもはや賭けの領域である。そして転職エージェントも、そもそも在職中では利用できる時間がないというのもあるだろう。大抵、平日しか空いていないし、連休中は使えないし、面接もおそらく平日。しかし決めたことである。動かなければ後悔するし、或いは動いても後悔するだろう。これが賭けであり、同時にリスクを負うことでもある。

しかし、このままいても自分が壊れていくのは確実である。特に就業先の地域で。したがって、動くしかないわけである。

しかしよく考えないで入った私も私である。全くの自己認識不足なのは否めない。なので、次があるとしたら、転勤なし、東京/神奈川勤務を絶対に譲らない事項にしよう。年収に関しては、副業や投資でいくらでもどうとでもなる。

 

新卒でアウトソーシングは「OUT」「SO」「THINK」!

正直なところ、新卒でアウトソーシングはまずやめておくべきだと思う。私としては以下の理由を挙げる。ただし、この理由は個人差があるので参考までに留めておくこと。

  • 環境変化が大きすぎる

アウトソーシング系にありがちな、研修施設が東京を離れる地域にあること。そして大概、偽都会埼玉だったりする。これには多くの場合、寮が備わっているが、同時に一人暮らしを始めることになる。

大学にもよるが、その時点で一人暮らしをしていた場合はそれほど変わらないかもしれないが、半数はおそらく実家から大学に通っていたことと思う。したがって、社会人となると同時に、劇的な生活環境の変化が始まることを意味する。

残念ながら私は、その生活環境の変化についていけず、引越しをした段階で既に半分ノイローゼとなっていた。このノイローゼはどうやら今になっても治らない。やる気の問題とか言うなよ?

さらに、研修の後の配属先についてだが、これが曲者である。選べるかどうかが企業によって変わる。万が一、選べないとすれば、得体の知れない地域に飛ばされるということである。そんなことになったら生きていけない(警報)。

人間は環境に適応する生物であるとされるが、個人差がある。私にはその適応能力が無かったことが、今回のことで証明されたようだ。

  • 方針がややブラック寄り

このことは先の見出しでも挙げたことだが、そういう傾向なのか、ややブラック寄りな方針を掲げることが多い。まあ、アウトソーシングはある意味「人間」を「商品」のように扱っているため、実質はサービス業といっても差し支えないと思う。「人間」が「商品」になるのは水商売ではおなじみのことである。アウトソーシングは水商売だった可能性が微レ存…?

また、アウトソーシングは実態として、『技術職より営業がブラックである』ことも可能性としてあり得る。実際、就活中に説明会に行ったあるIT系アウトソーシング(ヒント:社名が洗濯用洗剤の名前)は、説明会場の隣から、おそらく営業であろう声、それもまるで体育会系のノリで返事をしていたのを聞いた。

この時点でもう無理だと思った。ちなみにその企業も人間力人間力と胡散臭いことばかり言っていたような気がする。アウトソーシングはどこもこうなのか……(困惑)。

 

現時点ではこれがメインの理由となる。その他、企業固有の理由もあり、中には当たりのアウトソーシングもあるにはあるのだろう。しかしその特性上、新卒では外すべき就職先であり、やるならキャリアアップとしての中途採用が一番最適と考えている。

もっとも、私自身は仕事に対して「やりがい」「キャリアアップ」「収入」は望まず、単純に「転勤なし」「転居なし」「地域限定」を求めているのだと、今回の失敗で判明したのである。授業料が高すぎるし、現時点で失ったもの、これから失うものが大きすぎるが、これが分かったことで、将来どう動けばいいかの指針を得ることができたと考えればいいのかもしれない。プライドだってもうないし。

だが、指針を手にしても、これを実践しなければ意味がない。いずれ、ではなく、できる瞬間、その一瞬を逃さずに実行するべきである。動かず、動けずに後悔するほど馬鹿なことはない。

 

極論は少しの収入に正確な『目』

現代において、贅沢ができるほど単体の仕事で収入を得ている人間はそういない。稼げるとしてもそれは他の何かを犠牲にした結果である。時間を犠牲にした可能性だって否定できない。しかしこれらに関しては本人次第であるので、何も言うことはできない。

正直な話、少しの収入に正確な『目』さえあれば、一人で生きられる分の資金は得られる、と理論上ではそう語っておく。この理論が適用されない人もいるため、注意が必要である。

もっとも、それで得た利益も20%は失われるのだが、単体の仕事ではカバーできないであろう金銭問題は解決できるはずである。さらに上級者は、それだけで生活可能でもある。ただし一握りの天才、0.1%くらいしかいない。

したがって、余程の才能や自信がないのなら裏でこっそりやればいいのであり、もし本気で辞めて一本で行くというのなら真面目に勉強してやればいいだけのことである。そう簡単にはいかないとは思うが、だがやってみて、合うならそのまま、合わなければ別の手段を取るだけでもある。動かないことが一番の後悔になる。

 

だから、私は動く。もはや嫌われても、何も思わないから。

 

それじゃあ、また。

 

今回の一言

アウトソーシング=常用型派遣、無期雇用派遣とも言う。結局は派遣なので新卒が行くのはNG