言いたいことは今日のうちに

ただ書きたいことを書く、それだけ

所詮「サービス業」だから「人間力」を求められる 「技術」は蓄積しない 2019-05-28

休日になっても何も感じない。

 

もう2ヶ月程度経っているが、より悪化しているようにしか感じない。表では気丈に振舞っているのは、余計なことを言われたくないからであり、内心疲れている。吐き出しているはずが、まったく吐き出せていない。何をしても無駄のように感じてきた。学習性無力感というものだろうか。

だがこのブログに関しては、表沙汰にできない心情を書き出し、それを記録として残すことと、個人的な「いいもの」を紹介するためのもの、そして時々の自身の活動記録として続ける。ブログだって結局、ルーチンワークの1つでしかないが、こっちのほうが8時間拘束されるより気楽でいい。何より、文章を考えるというのは楽しかったりする。ただし作家のような才能はないので悪しからず。

さて、相変わらず普通じゃないし会社員というスタイルが合わないなりに苦しみながら生きている私であるが、最近気づいたのは、

「エンジニア派遣」というスタイルこそ悪だ!(確信)

ということである。これのせいで私は苦しい思いをしているのではないかということである。それでなかった時=学生時代の7と11の店員の頃は、普通にできていたじゃないか、ということを思い出し、それ以外のスタイルでいければ、今感じている苦しみの半分以上が解消されると考えた。気付くの遅いって(指摘)

ちなみに、ITの客先派遣はSESと言うらしい。SESに関しては検索した結果ブラックな情報が大半のようで、もうお察しである。また、IT以外のエンジニア派遣に関しても、同様のレベルであるようだ。やっぱり派遣ってクソだな(再確認)。後、転職エージェントを紹介しているブログやサイトには気をつけろ。悪意が絶対にある。

何故か世に蔓延るエンジニア派遣と、それをごり押しするエージェントと、増えていくカタカナ会社。これ以上増えてどうするのか、そして新卒を甘い言葉で引き込まないでくれ、と言いたいくらいに現状に不満がある。さあ、ここから先は口が悪くなることをご了承いただきたい。

派遣で人を扱う以上「サービス業」である

生涯エンジニアとか偉そうなこと言っていてもさ、所詮派遣だろ!何いい加減なこと言ってんだ!(激怒)

生涯エンジニアなんて、人生には障害でしかない。エンジニア40歳(前後)定年説は、十分ありえると考えている。エンジニア主体とか言っていても会社としては利益を出すことが重要なのだから、そんなわけないでしょ(全否定)。それって体のいい、ただの誘い文句でしかない。年をとったら楽な仕事に鞍替えしたほうがいいってそれ一番言われているから(安定)。

結局のところ、派遣であるなら一般派遣と変わらないし、それどころか一般派遣のほうが(できる人にとっては)稼げるものである。いわゆる歩合制みたいなものだと思う。扱い上正社員となる常用型派遣(無期雇用派遣)は、確かに安定はするがそれ以上のことはないし、一般派遣にある「業務時間終了したら残業しないで帰る」ということができないこともある。同じ「派遣」なのに。かなり昔に「ハケンの品格」というドラマがあったが(役者は憶えていない)、現実はドラマではないことを前提に話すと、契約更新なし、定時で帰るというスタイルを徹底していた。定時で帰りたい人は一般派遣のほうがありなのではないか

もっとも、新卒の時点で実力はないので一般派遣は無理なのだが。後はメーカーという選択肢もあるが、大手は無理なので小規模の部品系のメーカー(ねじとかLEDとか、細かいの)がいいと思う。そういうところは妥協点さえ見つければ条件はいいらしい。また、大抵の場合は従業員数が少なめであるようで、人が多いのが無理な人には給料や出世よりも条件がいいかもしれない。ただし、老害には気をつけろ。

「技術」は、そこに地がある企業ないし人が持つものであると考えている。だから、所詮「派遣」は「技能」は持ち帰れても「技術」は持ち帰れない、そう考えてもいる。おそらくだが、メーカーの持つ機密情報は、外部の派遣社員には扱えないという可能性があるわけで、だとしたらいつまでも常用型派遣に甘んじてはいられないのである。

「派遣」は人を金で移動させるのだから、「サービス業」、悪く言えば「人身売買」、ただそれだけである。結局サービス業なら、最初からメーカーを選ぶべきである。

 

実は落第者の集まり?

また、常用型派遣は普通の会社員になれなかった落第者の集まり、受け皿として存在している、ということも考えている。

理系であれば、分野を問わずに募集していることがあり、あるいは文系すらも受け入れるところがある。文系に関しては従来どおりの営業もあるようだ。とにかく、募集要項を見てみると、門戸が広いような書き方をしていることが多いはず。

私がいるところは理系限定だったが、理系であれば特に指定はなかったはず。分野としては機械/電気/ソフトウェアの3つで分かれている。この選択は志願時点で決めるものだった。

また、6月から電気に中途が1人、未経験で来るという話を聞いた。中途は一般的に経験者を採用する傾向だが、常用型派遣では研修に力を入れているケースがほとんどのためか、中途で未経験でも受け入れているのだろう。そういう意味では門戸は広いようだ。

その中途がいかにしてここに決めたか、そんなことは興味ないのだが、この門戸の広さを見ると、就活に失敗した人や大手などに行けなかった人の受け皿、要するに落第者の集まりなのではないかということである。私もそんな「落第者」の1人であるが。

これを言うと、望んで入社した人がカンカンでいらっしゃると思うが、妙に門戸が広い時点でそんな思惑があるように思える。「うまい話」には、いつだって裏がある。それを忘れてはならない(戒め)。

もし本当に落第者の集まりであるとするなら、エンジニアとしてそれなりの経歴がある30代の中途は常用型派遣はもはや選択肢ではない気がする。選ぶべきではないし、素直にメーカーを狙うべき。あるいは、マネージャー系を狙うのもありかもしれない。私が言うのもなんだが。

実のところ、落第者の集まりとは言わないが、カタカナ学校出身のホモガキがいるので落第者が紛れ込んでいるのは確かなんだよなぁ。MTYMTRKっていうんですけど(ネタバラシ)。何で抜けねえのよ(ピネガキ)

そういうわけで、落第者の集まりなのではないか、とはこういう推論に基づいている。事実かどうかについては、私の推論なのでそのまま鵜呑みにするのはNG。

 

踏み台としてなら「使える」

散々貶してきた常用型派遣だが、ここまで書くと存在がブラック企業並みにいらないことになるので、唯一使える点を挙げる。本当は新卒採用を停止してほしいくらいだが。

それは、基本的技術を研修や派遣先で習得し、これを基にしてメーカーなどに逃げるということである。

まさしく、「踏み台」

ちなみに、大手の常用型派遣では、将来的にメーカーへ転職したい人でもOKで、会社としては推奨しているらしい。陸ルート系だったような気がする。大手では「踏み台にしてもいいよ!」という考え方なのだろう。余裕を見せてくれている。まあ、どっちにしても派遣は嫌だが。

さて、逃げるにしても、大手の期待はできないと考えている。派遣先で大手があっても、転職先で大手はそもそもないものであると見ているためである。だって大手が常用型派遣で増員するくらいだから、ポストがあるようには思えない。コストカットのために自社社員を減らし、くだらない誰でもできる仕事を派遣で補う、そんな状態だからこそ期待できない。大手志向の人は苦労するかもしれない。とてつもないコネがあるというのなら話は別だが、そんな人はあまりいないと思う。

したがって、次に候補が挙がるのが、本社が都心であり、かつ本社以外に事業所などがない(あっても関東圏内、距離が離れていない)、従業員数が少なめ創業からそれなり(目安50年前後)の小規模メーカーを狙うと、これがうまくいくと安泰ということもある。もちろん外したら死ぬよ?(警告)

給料・福利厚生・社会保障・その他諸々で従業員数の多い企業に負けていることは多々ある。それはもう仕方ないものだと割り切るのが一番である。だが、場合によってはそもそも残業をする時間が少なかったり、転勤なしだったりすることが多い。

上に挙げた4大条件(命名)と、それ以外の労働条件。これを天秤にかけたとき、どっちが自分にとって重いものとなるか。これを意識することも大事である。でなければ、どんなことをやるにしてもただ辛いだけで終わってしまうから、自分に嘘をつかないようにすることである。

また、そのような企業に転職すると、その企業独特の「色」に染まることにはなるが、同時に即戦力となる。※ただし2年以上の経験者に限る

なので、その企業のやり方やなにやらがあるとは思うが、それをマスターすれば、後は自分を信じるだけである。何も言うことはない。

間違っても自分が踏み台にされてはならない。そんなことほど不幸なことはない。企業はあくまで企業常用型派遣なら尚更使い倒して踏み台にしろ。それが、クソみたいな現代を生きるためのサバイバル術である。

 

やりたいことはないし、好きなことはあってもそれが嫌いになる可能性を感じて仕事にできなかったり、あるいは仕事として成立しないために諦めたこともある。

私はゲームにPC改造(違法ではない)、ラーメン、自力修理など。好きなことはあるが、ゲームはプロとはいえないくらいの腕前、PC改造は仕事として食べていけるのかと疑問に思い、グルメハンターになれるほどの余裕はなく、自力修理の経験も少ないために仕事にするにはきついと感じて、どれも選択肢に入れなかった。

ただ、今言えるのは、自力修理と電気回路を製作したりすることはどこか似ている気がすることであり、もしかしたらこの道もいけるかもしれないということである。ただ、進むにはもう少し経験が要るだろう。

それなりにバックグラウンドが整って、失敗後のフォローが自力でできると確信したとき、その道を切り開いてみるのも面白いかもしれない。少なくとも今よりかは、面白いはずだ。

 

自分にとっての「最適解」を求めて、それじゃあ、また。

 

今回の一言

自分の気持ちに嘘をつくな。