無目的の大回り乗車 2019-07-28
あーめんどくせーマジで(偽装工作)
退職まで残り5日、転職まであと6日、それまでに平日となる29、30はどこかで時間を潰さなくてはならない。ただ、30日は本社に行って最後の手続きを済ませる必要があるため、行かなくてはならない。暑い日なのに(異常気象)。
本社は雑居ビル(雑居ビルが本社なのは大抵ロクでもないってはっきりわかったんだね)の1フロアかを使っている。自社ビルくらい持てよ、とも思うのだが、所詮人売り企業、そんなことは考えないのだろう。利益を追求する際に不要なものと考えたのだろうが、だったらバーチャルオフィスのテレワークでいいだろうお前成人の日だぞとなるのだが。だが残念なことに、旧型人間が多数存在する今いる人売り企業では、結局何も変わらないままだろう。
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※ある友人A氏は、同じ人売り企業であっても、企業規模によって差があることを話してくれた。A氏の就業先には他にも人売り企業が来ているのだが、1つは大手企業H(柏レイソルのスポンサー)、もう1つはオーディオ系の大手企業C(本業はその装置の開発・生産)であり、どちらも元々は単独で何かを開発・生産している企業であり、特にHは世界レベルで名前が知られている。Cは一般向けの製品は然程出していないが、海外にも拠点があり、外国人労働者の受け入れもしているとのこと。グローバル化に力を入れているようである。いずれも、大企業、大手企業と名乗るに相応しい利益や資産、株式、従業員、歴史を持つ。
対して、現在所属している人売り企業は、何を勘違いしているのか、大した力も強みも、さらには独自開発したものも持たないのにそこに行かされた結果、格差が発生した。定時、仕事内容、給与、何をとっても上であり、こっちは底辺の底辺を往くような待遇であるという。人売りだとしても、その企業に名前や実力、大手か底辺中小があるかないかでは大きく変わるということを、A氏が身をもって知り、そしてこうして伝えてくれた。
したがって、私としては人売り企業であるSESは、新卒の就職先としては全てブラックとみなし、絶対に避けた方がいいと考えている。数年やってからの転職先として選ぶ場合は、大手企業のみを狙うべきである。もっとも、そうであるとしてもSESという選択自体、良い選択とは言えないし、それが蔓延っているジャップのエンジニア産業は終わっているも同然だと思う。なので私はもうエンジニアの道には戻らないことを決めた。
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さて、退職日7/31とその前日の手続き7/30までは、行っている体で偽装工作を続けている。暑い季節、外には出たくない。だが何時間もカフェにいることもない。そんな私が取っている時間つぶしの方法が、大回り乗車である。これが色々と面白いのである。
目的地まであえて遠回りに行く
大回り乗車の基本は、最短距離ではない別のルートで目的地まで行くことである、と一応定義しておく。正しい定義は、ここでは話すと長くなりそうなのでカットしよう!(省略)
もっとも、目的地にすぐに向かったとして、やることが殆ど決まってしまっているので、それが終わってしまえば後は暑い中外にいるか、どこかのカフェで時間を潰すしかない状況になる。そんな状況で時間を潰すのは大変苦痛である。
現在の電車の殆どは冷房があり(一部旧型の車両は未だに扇風機)、満員電車でない限りはその恩恵を受けられる。また、窓にはブラインドもあり、日差し避けも対応しているので、ほぼほぼ快適な状況になる。
時間が有り余っていて、目的地でやることがほぼ固定であり、帰る時間も決められている場合、この方法が一番良いと思われる。これをレストランやカフェでやると、あまりに滞在時間が長いと追い出される可能性があるからである。まあ、回転率の関係上分からなくもないが、そのリスクを考えれば、電車のほうがリスクは少ないと感じる。もっとも、暇なのには変わりはない。
普段は行かない駅へ行こう
大回り乗車をしていると、例え普段の目的地や遊びに行く目的地であっても、そこであえて降りずに乗り続けようと思うことがある。その際、普段は行かない駅、特に乗車中の終点まで行って、その後戻るかあるいは別の方向へ行く路線に乗ることがある。
これまで私が行った、普段は行かない駅を以下に列挙する。一部は省略している。
- 横浜線: 八 王 子 八 王 子 八 王 子 八 王 子 八 王 子
- 東急東横線→副都心線→西武池袋線: 飯能
- 副都心線: 明治神宮前<原宿>
- 千代田線: 綾瀬⇔北綾瀬、北千住
- 東武伊勢崎線→半蔵門線→東急田園都市線: 二子玉川
- 東急大井町線: 自由が丘
- 武蔵野線: 西船橋
- 中央・総武線各駅停車: 市川
- 常磐線快速: 我孫子
- 成田線(我孫子支線): 成田
- 成田線→総武本線: 千葉
- 外房線/内房線: 蘇我
- 京葉線: 東京
大体こんな感じである。特に、千代田線は綾瀬、北綾瀬の3両編成と0番線を見たかったので行った。実は、北綾瀬10両編成対応は今年3月の話だったので、そうなるといつか0番線も消える運命にあると考えたため、存在しているうちに記録しておこうと思った次第である。ある意味貴重な存在である。
北綾瀬に関しては、何もない(再翻訳空手部)だったので特に載せることはない。ただ行くだけだが、それだけでも私には面白かったが。
また、外の風景をただ眺めているだけでもまた、面白いものである。駅および線路周辺は、結構栄えていたり、チェーン系のお馴染みの店があったりで、これは普段行かないような場所であれば新しい発見である。それに、しばらくは嫌なことも忘れることができる。ただ、そうだからといってそこに住むことはできない。く埼玉での経験から、生活する場所ではなく、遊びに行くのに適した場所であると考えているからである。仕方ないね。神奈川出身は23区内以外の他のところに住めない。
風景を見るだけなら、ただ電車に乗って大回り乗車するのも悪くない。現状、それしかやることがないのもあるが。
改札を出ないでJR・私鉄・地下鉄に入れる
大回り乗車をしていると、色々な駅で乗り換えができる。この乗り換えは原則同一の鉄道会社であれば改札を出る必要がなく、別の鉄道会社となる場合、改札を出る必要がある。これはJRと私鉄・地下鉄間での乗り換えの場合に多く発生する現象で、私鉄と地下鉄間では私鉄同士や地下鉄への直通運転することが多い関係か、直通先でそのまま別の私鉄へ行けることもある。
したがって、基本的には初乗りがJRならJRの改札で降り、私鉄や地下鉄ならほかの私鉄か地下鉄の改札で降りることになる。JRは酷鉄だけに、やはり広いようで狭く感じる。それに未だにクソみたいな理由での遅延が多いし。やる気あるのか。
しかし、JRから私鉄、地下鉄への直通がないわけではない。改札を通らないで別の私鉄や地下鉄へ乗り換えも可能な直通先は実質2つのみであるが、存在する。ここでは第三セクターを除外する。
1つ目は常磐線各駅停車・東京メトロ千代田線である。扱いとしては北千住から千代田線に入れる。ただし実質的には綾瀬が常磐線と千代田線の境目とされている。
千代田線は北綾瀬を含めた綾瀬~代々木上原、また代々木上原からは小田急小田原線へ直通する。そのため、普通にJRから私鉄へ入ることができる。ただし小田急線は小田急以外での直通が少ないため、あまり意味はないかもしれない。むしろ千代田線内で他の地下鉄へ乗り換えるために使用することが多いと思われる。
2つ目は中央・総武線各駅停車・東京メトロ東西線である。東西線は西船橋~中野で、およそ30分に1本が中野からそのまま三鷹まで直通する。また、中野は同じ改札を使用するため、外に出る必要がない。ただし西船橋は専用改札を通過する必要があるため、実はガバガバである。そのためJRが初乗りなら中野・三鷹方面しか行けないことになる。
ただし、乗り換え自体は中野に行けばJRと混在している改札のため、大回り乗車したはいいが、時間的余裕がなくなってきたとしても中野まで行けば高額運賃にならずに済むはずである。ただ、果たしてそこまで高度な大回り乗車する人がいるのかどうかではあるが。
しかし、この2つはJRから地下鉄へ改札を通らずに行ける唯一の手段である。そのため覚えていても損はないと思う。ただし、運賃に関しては私は知らない。そもそもの目的が大回り乗車のためであり、そこで降りる予定は全くないからである。自分で調べて、どうぞ。
ただ、地下鉄は地下鉄なので、風景も何もないというのがある。東西線は地上区間が長いのでそれなりには楽しめるかもしれない。戻るときが大変だが。計画を持って、乗ろうね!(邪淫)
完全退職と転職先での就業開始まで後4日となった。つまり4日間はまだ暇ということである。私としては、この暇な時間が苦痛であるが、それを逆手にとって大回り乗車という、ある意味では経済的な遊びをして時間を潰すことにした。それがなんとなくだが、一種の経験になっているような気がする。
それは、首都圏の路線を把握するという意味では、経験になると思われる。特に、何でも直通時代であるので、逆にどこに行くか全く分からないなんていうこともある。そのときの路線説明にでもなれば、それはそれで良いことのようにも思う。果たしてそんな状況が来るのかどうかだが。
時間を有効に使うようにして、それじゃあ、また。
今回の一言
たった2駅を往復するだけの電車は何故か乗りたくなる。