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Third try for job 2019-09-08

おい、引きこもり!(大物Youtuberの妹)

 

実際には引きこもりではなくただのアクティブニートだった件。というのも、偽装工作のためにスーツで外に出ていたためである。ほぼ半日をどこか適当なところで過ごすというのは、実際にはかなり辛いものである。目的そのものがないために、ただ時間が経つまで待つというのは苦痛である。死ぬまでただ時間という牢獄に囚われているような感覚である。

そんな無駄な人生も、一応は終わりを告げることになった。今度は真面目にまともな場所に決まったためである。もっとも、これがゴールではなく、再スタートの準備が整っただけであるということを忘れてはならない(自戒)。

 

結局37日の遠回りをした、これまでの経緯

7/31時点で下請け・物力作戦のクソSESをやめて、超小規模家電量販店兼同族経営過酷肉体労働休日なしブラック零細企業に入社した。これは退職するための転職であるが故に、ブラック企業の要素を無視してしまったという汚点である。一生の笑い話である。その後、現時点ではまだマシだと思われる場所に決定した。

これら2つに関しては、いずれ身バレの危険が消失したことと完全な匿名性を確保した上で社名を明かすことにして、現時点ではその概要を書いておく。

 

1社目の話:クソSES(4/1~7/31)

1社目、クソSESは、従業員数は500人超で、扱い上中小ではあるが全国に拠点がある全国系のSESである。四国と九州にはないが、九州は近いうちに設立するらしい。話によれば、同じSESであるMITC(TDN表記注意)から離反したグループが立ち上げたらしい。だがSESにしかならないあたり、所詮その程度のような気がするのだが。請負もやっているようだが圧倒的に少ない。

やたら人数が多いのは、やはり「人」が欲しいのであって、「人材」が欲しいわけではないのだろう。研修はあるにはあるのだが、ドナドナ就業先優先なためなのか、途中で研修を中断せざるを得ない。どうも納得いかない。また、就業先がないならないで、無駄に研修を続けることになる。はっきり言って無駄が多すぎる。ガバガバ運営じゃねえかお前ん企業!

私の場合は電気電子エンジニア、設計系であるが、大抵地方の辺鄙なところに建つ工場に回される。工場という時点でもう何次か分からない下請け感、或いは設計なんて本当はやらないのではないかとも思ってしまう。そんなことを普通に行うのだからSESは本当にクソである。求人に真実を載せろ。そもそもだが、求人広告にもJAROの監査を入れろ(緊急要請)。

そういえば、通常SESは最近の改正により、マージン公開が必要となっている。しかしそのマージンについては、どこを探してもなかった。公開しないのは、疚しいことをしている自覚があるためか。どちらにしろ信用できない。また、給与については、これが上がりにくいように設定されている。実際の給与は額面では203,140円だが、これには手当てマジックにより実際は18~19万くらいである。詐欺だろ(指摘)。それなのに、評価制度が改悪されて、どんなに頑張っても上がりにくくなっているように設定が変更された。SESの癖に長く奴隷になれと言うのか……(絶望)。そして頻繁に転居することもあり、これでは結婚はおろか恋愛すらするな、そんな無言の圧力をかけられているような気がしてならない。刑務所より刑務所である。人間らしい生活は、全国系SESである限り無理なようだ。

偽装請負、底辺SESだから仕事は雑務しか回されない、とにかく「人」が欲しいための嘘求人、利益のために社員の給料をできる限り低く、地方に飛ばされることが前提、その他諸々。私は地方逝きを拒んだ故の退職だったが、それで抜け出せたのなら怪我の妙高(大破)功名である。そしてクソSESをいつか抜け出すと誓った2人、抜け出せることを心から祈っている。企業にいいようにされて人生を棒に振ることほど愚かなことはない。私達は人形ではないのだから。

 

2社目の話:トンデモな同族ブラック零細(8/1~8/7)

さて、クソSESを辞めて行ったのが、先にも書いた超小規模家電量販店兼同族経営過酷肉体労働休日なしブラック零細企業である。有限会社でしかも人名が入っている時点で察しておけばよかったが……これはどうやっても私の早合点が起こしたミスである。猛省。

一応、募集としては正社員だが、それ以上に問題なのが記載されていた基本的な事項とその内実である。

  • 給与:月給制 22万~
  • 休日:週休2日(4週に1回は土曜日あり=1ヶ月で5日のみ、祝日は当然のようになし。休日の概念がない)
  • 内容:店舗での接客(色々な家に行って家電搬入や取付工事の肉体労働99.9%。辛い)
  • 従業員数:5人
  • 研修:なし。OJT。まともに教えてくれる時間もない。
  • 将来性:なし

思い出したくもないので、大体これくらいである。()内は内実である。実は初日から実践投入された。そして何故か放置された。この時点で分かった。

ここは碌でもない(確信)

そもそも記載されていた条件でおかしいと気付くべきだったのだが……それが確信に変わったのである。重いものを持ち、劣悪な環境下で、他人の良くわからない家に入り込んでは傷の1つもつけないように持ち運び作業する。これは他の家電屋もきっと変わらないのだろう。だが肉体労働がそもそも向いていないことに加えて、細かすぎるところまで気を遣うなんて、私には無理な話である。それに加えて、道具置き場があるのだがその道具置き場がゴミ屋敷同然の状態である。何がどこにあるかなど分からないし、そもそも入ってきたばかりであり、どれがどうなっているかなど普通わからない。何の説明も目印も分類もされていない状況下でやったら絶対に作業効率が悪く、すぐにでも逃げたいと思うしかないのである。

そして数日も経てば、重いものを持ちすぎて身体は壊れ、休日も1日だけで身体は癒えない。(日曜日を含めない)7日目には仮病でサボり、その明日には内容証明+配達証明で退職届を郵送していた。たった6日で2社目を去ることになった。

なお、正社員としての入社であったので、厚生年金と社会保険は加入することになっており、その手続きに必要なものは既に渡してしまっていた。しかも直接取りに行くことはできない(行きたくない)ので、返却されるまで待つハメとなった。また、退職日を8月末にしていたため、9月以降に返却されることになる。もっとも、これが功を奏したのだが。

※基本的な話だが、厚生年金と社会保険の加入記録は短期間であっても必ず残る。しかし超短期間の場合、その時期は「社会保険付きのアルバイトをしていました」、などと嘘をついても問題ない。どうせ分かりはしないのだから。

 

ちなみに、給与はしっかり払ってくれた。そこだけはまともだな…

 

8月19日から本格始動して9月6日に一旦決定

お盆休みをはさみ、明けてから本格的に転職活動を開始した。これに関しては前の記事を参照してもらうとして、しかしそこでも転職先はSESばかりが目立っている。未経験・短期離職を気にしない企業というのは、残念ながら休日が120日もない企業や人売り企業くらいしかないようだ。やはり、レールから外れた者は悪路しか残されていないようにも感じる。これなら詐欺グループのほうがまだホワイトのような気がする。

相性が悪い企業ばかりで気が滅入っていた中で、"陸案内次"でたまたま気になった企業(最低条件をクリアしている)に応募して面接したところ、そこに決まったのである。ただ、ここでは一旦決定としておく。入社してしばらくしてからではないと、「成功」も「失敗」も言えないからである。

詳細に関してはこれも落ち着いてから書くことにするが、これでようやくちゃんとした間違いのないスタートラインに立つことができた。大回りが過ぎたが、逆にこれは必要なことだったのかもしれない。これらの経験はおそらく、どこかで活きることになると思われる。今は、落ち着くまで私の中にしまっておくことにする。

 

生き辛い国・ジャップと化している日本。恥の文化と呼ばれているらしいが、私としてはジャップという存在自体を恥に感じる。こんな、仕事やら学校やら社会生活で悩まなければならないような構図になっているということ。それが一向に悪化し、改善の兆しは見られないということ。もしセカンドライフがあるのなら、未来のない国には生まれたくないものである。自国を恥に思うというのは、今となっては何もおかしくないのかもしれない。

 

全てのブラック企業に別れを言い渡して、それじゃあ、また。

 

今回の一言

ブラック企業に依存しない社会を創ることは、ブラック企業を排除するということである。