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性格は変えられても書き換えられない 2018-03-12

昨日書いた「reCAPTCHA」に関する記事が他の記事に比べて反応が良いようで、閲覧回数が上がっているらしい。それだけあのクソセキュリティに関心を持つ人が多いということなのだろう。今日もイラっとさせられたし、この調子で反感を持つ人が増えてくれるといいのだが。とりあえず直接飛んできた人用にリンクを下に貼っておく。

 

linkskibe.hatenablog.com

 

ところで話は180°変わって、私の今の性格は比較的社交的な方だと考えている。アルバイトは某コンビニのアルバイトを4年続けていて、その影響もあって接客中の会話、雑談も増えている。これは来店客に限らず他の従業員同士でも同じで、この辺は慣れによるものが大きいだろう。

そのため、恐らく普通に誰かと会話する分には、男女や年齢を問わず、初見やお得意様でも大丈夫なところがある。それが企業の採用担当だったりする場合は少し緊張するのだが。

しかし、本当の自分の性格は、上記のような性格とは真逆の、むしろ他人を毛嫌いするような性格である。最近、どっちが本当の性格なのか悩むようになってきた。

「性格」はどうやって決まるのか

まず、性格はどのような経緯によって決まるのかを考えてみる。とりあえず「性格」とは何かを辞書的に、ニッポン放送のサイトらしいところから引用する。

 

11/10(月) 『性格って何?』

 

『性格』とは "その人が生まれつき持っている感情や意志などの傾向"で

『先天的』と『後天的』なモノが影響すると言われています。

『先天的』とは『遺伝子(DNA)』、

『後天的』とは『家庭環境』、特に『母親』を指します。

この中でも『先天的』よりも『後天的』の方が

性格により大きい影響を与える・・と考えられています。

 

人の性格は、生まれてから5歳~6歳までに出来上がると言われます。

特に性格を左右するのは、『保護者の方の性格』と『育てられ方』です。

 

性格はどうやって決まるの?:スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい | 月曜〜金曜 7時37分~7時42分

 

辞書的にはそうらしい。それで、このサイトによれば、以下のようなことが性格を決める要因になるらしい。

 

良い例:『子供に公平であれば、子供は正義感のある子に育つ』

『親が正直であれば、子供は正直であることの大切さを知る』

『和気あいあいとした家庭で育てば、子供は

"この世の中は良い所"だと思えるようになる』。

 

悪い例:『トゲトゲした家庭で育つと、子供は乱暴になる』

『けなされて育つと、子供は人をけなすようになる』

『好き勝手にさせると、子供は人の気持ちに鈍感になる』。

 

これは環境要因だろう。環境要因は子供自身では変えられないことが多いので、もし悪い例に該当したらそれはかなりのハンデになるだろう。もちろん、それを乗り越えられる人もいるだろうが。

恐らく、環境要因は性格の決定に大きく作用していると考えることができる。もちろんこれだけで決まるわけはないため、別の要因も存在する。

 

心理学的要因「ピグマリオン効果」「ゴーレム効果」

さらに、心理学ではおなじみの、褒めると伸びるピグマリオン効果と貶すと落ちる「ゴーレム効果」がある。概要を掻い摘んで説明すれば、修造のように応援すると成績や結果が上がったり、ハートマン軍曹のように罵倒しまくると逆に下がるというものである。有名なもので説明するとこうなる。

ハートマン軍曹は私の好きなキャラで、決して否定するつもりはないのでご注意を。

それで、修造効果では性格が明るく、自信家になり、軍曹効果では元の性格が明るくても暗く、自信のないタイプになるということが発見された。

そのため教育効果を期待するのであれば肯定し否定を避けるのが重要になってくる。とはいえ、本当にダメなことはちゃんと叱らなければいけないので、さじ加減が難しい。しかし、まだ学生の私がこんなことを話してもなぁ……。

この理論で言うと怒ってばかりの親の子は捻じ曲がって育つということなのだろう。そうでなくても捻じ曲がることはあると思うが。

 

性格と血液型の関連性

ところでタチが悪いのは、性格を血液型で決める人がいるということである。この件に関しては関連性がないことが証明されているのだが、何故か信じる人がいるらしい。これはバーナム効果と呼ばれている。

これもまた掻い摘んで説明すれば、詐欺師の話術そのものである。誰にでも当てはまるような質問を投げかけて同意を得て、相手はそれを「当たっている」と勘違いする、という感じである。

これの血液型版ということになる。A型の人には申し訳ないが、「A型=几帳面」ということが通説で、会話の中で

「A型?じゃあ几帳面だね!」 → 「はい、そうです」

 となり、言われた相手はそう思わざるを得ない状況にさせられるということである。

ただ、個人的には意識していれば理不尽な思い込みはさせられないで済むような気がするので、やはり性格と血液型は無関係だろう。

 

「性格は変えられる」と言っているが……

そのサイトでは結論として、「性格は変えられる」と述べている。これは「環境を変えること=転校や転職」が一番の方法とされている。社会人にはそれがそうそうできることではないのだが。

実際、私は性格は変わったと思う。それまではあまり声は出せず、引っ込み思案であったが、アルバイトを始めてからは環境の変化の影響で、社交的で意見も言えるようなタイプになった。

しかし、性格は変わったと思っても、元々あった性格を完全に書き換えたとは思えないのである。

今でも、完全に独りのときは他人と関わるのが嫌になったり、死にたい病を時々発病したりと、根本では全然変わっていないように感じるのである。

根本を解決できないと、表面だけ取り繕ってもいずれ綻びが出て、結局逆戻りしてしまう。そしてまた元に戻るために長い時間を費やすことになり、それでもまた表面だけで……の無限ループを繰り返すことになるだろう。

しかし、こうして書いていても、性格を書き換える方法は分からない。出来ることはなるべく表向きの性格を維持しようとすることで、ただそれもかなり疲れるのである。

そろそろ私自身、「手を抜いた」生き方というのを実践したほうがいいのかもしれない。溜め込みすぎて爆発する前に。

 

性格と向き合う

最終的に、今の自分の性格と向き合って生きていくしかないのかもしれない。それが現時点での最良の策だろう。

何が言いたかったのか、自分でも分からなくなってしまったが、とりあえずこんな感じで。

 

じゃあ、また。

 

 

ちなみに、今日の気持ち

死にたくなって、泣いた。でもすっきりしなかった。