言いたいことは今日のうちに

ただ書きたいことを書く、それだけ

(Short Article) 静かに集まる「仲間」 2019-05-16

考えがある!(マクガイバー)

 

寮にいる間はAXNがあるので海外ドラマだけずっと見ている。私としては地上波を見ないため、あとはモニタ代わりでしかない。本当はスーパードラマ!TVDlifeがあれば完璧だった。そうすれば少しは落ち着けたものである。まあ、今週末は一旦実家に帰るので、少しばかり気が楽ではある。

 

会社は会社、仕事は仕事、プライベートはプライベートと割り切った上で活動している現在。やはり、気が乗らない。早く実家に帰りたい気持ちでいっぱいである。埼玉になんか住めるか!

そんな気持ちで日々の研修を乗り切りながら、少しずつ精神的に蝕まれながら、仕事が遅いような自分に絶望しながら。後何日、この生活を続ければいいのだろうか。考えないほうがいいが、考えてしまう。

しかし、ただ悪いことだけではなかった。私と似た考えを持つ人が、何人か見つかったのである。私もこれは想定していなかった。

同じような方法で「導かれし者たち

当時の私は他人任せで就活した結果今の会社にいる。うまい口車に乗せられた所為でよく考えずに決めた結果であるため完全な自己責任なのは何度も言っているが、どうやらそれは私だけではなかったようだ。

これまでで2人、同じような方法で今の会社に入社を決めた人を発見した。それはいずれも私が一度捨てた分野であるソフトウェア専攻である。何故かソフトウェアだけ余計に人が多く、母数が多いのもある。その中に未だホモガキのノリをしている奴がいて個人的に許せないのがあるが。

当然ながら、(おそらく読むことはないが)会社の人間が読んだとしても分からないように匿名化するとして、一人は正社員とは言っても結局「派遣」、そして終身雇用の時代ではないから、技術を得たらメーカーなどに転職すると言い、もう一人は現在の従属関係の不快感を感じながら働き、これをいつか来る転職の糧とする、と言っていた。

ここから思うのは、同じ経緯で就活をした人は、何かしらの不満を抱えている。そしていずれも転職を考えているということである。転職に関してはいつから考え始めたのかは分からないが、入社後に考えるようになれば、そもそも転職前提で入社した可能性もあり得る。私に関しては前者であるが、今の時代、技術を得るためにあえて選び、その後別の場所へ行くというのは、ある種利口な立ち回りではないかとも思う。そして転職市場で即戦力となり、条件と安定性を上げて新生活という道筋が見えるわけである。私は、どうなるだろうか。まだ分からない。

 

表向きは「同期」、その裏では「同志」

しかし、上記のことは現在の上長ないし上司には明かせないし、他の同期にも明かすことはできない。そもそも明かすことではないのだが。愚かな企業は、永年そこで戦力となることを期待しているのが大半である。上のことが知られれば、KGBもびっくりな拷問にかけられる……わけではないにしろ、おそらく蔑まれることは確定である。そうなると計画以前の問題となる。

なので、表向きはその会社で働く普通の「同期」として振舞うこととなる。少し癪に障るが。なぜなら同期といったところで、関係が続くのはその中の数人にしか満たないわけである。いつまでも1年生ではないということを分かってもらいたいものである。だから同期"線"は未だに放置である。会話の内容すら知りたくない。

しかし、その裏では、互いに現状からの脱出を目指す「同志」がいる。少々大袈裟のように思えるが、私としてはこっちのほうが大事である。この「同志」に関しては、今の会社を離れたとして、互いに別々の場所へ行ったとしても、不定期で連絡を取り、あるいは話しあう可能性があるわけである。

よく、「大勢の人と関わったほうがいい」というが、残念ながら私はそれができない人である。その代わり、「厳選された数人と深い関係を続ける」ことのほうが得意である。これは生まれもった性質であるので、変えるのは容易ではないし、変えようとすれば大きなストレスになると自覚している。

もっとも、今更変えるつもりはないし、変わろうとは思わない。私にとって大事なものがはっきりしている今、それに従うだけである。気づくのが遅かったのだけは否めないが。そしていつか、笑い話にできれば、そうなれば少しは「いい方向」に進めたと思えるかもしれない。そうなるためにも、半歩ずつ全身で前進するだけである。

 

金曜日は一旦実家に帰るので、それじゃあ、また。

 

今回の一言(には長いこと)

OUT SO THINKは企業側はサービス業、従業員側はエンジニア業。だが人材「派遣」である以上、実態はサービス業なので、使われる側になるならやめておけ。

それならはっきり言ってメーカーに就職したほうがいい。