(Short Article) 厄介者か、一人の「戦力」か 2019-05-09
睡眠時間が4時間程度でも人は生きられるってすごい。ただし頭は痛いし、眠くなりやすいと問題はある。が、今のところ寝てはいけないタイミングで寝ていないので問題はない。私は元々夜行性なので、その状況にすら慣れている。5年前からずっとこのスタイルは変わらない。
あの日以来、上層部が動いている。今日は人事が来て、話をした。その話によると、静岡逝きは無くなることが確定し、なるべく希望に沿うように調整するよう営業サイドに依頼するとのことだった。100%ではないとはいえ、なるべくそうなるよう動いてもらえるという。
同時に、此方は伝達事項がある場合は伝達するように、とのお達しであった。言いにくい場合は上長でもいいとのこと。私自身、元々ものをはっきり言えるような性格ではない(しかも元の性格に戻ってしまった)ため、この課題については解決まで時間がかかると思う。
人事サイドは希望をヒアリングできていなかったことを人事側の反省点としていた。とはいえ、言わなかった私にも責任はあるわけで、それは逆に申し訳ない気がしてしまう。また営業側には、なるべく希望に沿うように調整を行ってもらえるように、と伝達しておいたとのことである。
正直なところだが、営業にはやはり、言いにくい気がしてしまうのでもある。ここで社会不適合者の本領発揮である。本当、ものをはっきり言えないのは駄目だと感じる。
ただ、ここまでするのも実に不思議である。企業サイドからすれば、扱いにくい厄介者でしかない私に手をかけているわけである。何かの意図でもあるのだろうか。
厄介者でも「戦力」なのか
企業タイプはOUT SO THINKなので、社員の大半は派遣先へ送り込む「手駒」である。永年エンジニアを掲げている企業サイドとしては、この「手駒」は定年まで使い続ける方針であろう。
しかし中小企業で、名前もそれほど知れたところではなく(の割に、就活シーズンは見学に来る人が多い)、人は集まりにくいのだろう。したがって「手駒」集めに苦労していることも考えられる。
そんな中、折角採用が採ってきた「手駒」を早々に失いたくはない、という思いがあるのだろう。性格に難あり、要望に難ありのような人でも、見捨てるようなことはしていない。
私以外にも、性格に難がある人が数名いるようである。それらに対して、特別邪険に扱っているような感触は見られない。もっとも、私は最近口数を少なくして作業に集中するようにしているので、他から見たら普通に見えるのかもしれない。
ただ、今回のことは企業にとってはおそらく前例のないことであると思われる。そのため、てっきり廃棄処分にでもされるものと思って身構えていたのだが、そうなるどころか心配される羽目になった。これがDIE大企業ならゴミ箱逝きだったかもしれない。そういう意味では正解?
こうなってくると、私は厄介者でありながら、「戦力」として見られているのかと思うと、果たしてどう動くべきなのかを考えさせられる。これもうわかんねぇな(諦観)
すぐには換えられない、育てれば尚更
おそらく、厄介者でも教育することはするのだろう。もしかしたら、換えができるまでの臨時処置とかそんな感じだろう。ただ、当然ながら新しい「戦力」の採取は当分先の話である。
したがって、とりあえずは同じようにしておいて、より扱いやすい「戦力」が入ってきたら交換、という手筈だと思われる。考えすぎかもしれないが。
しかし、教育すると何処かに行くことになる。ちなみに請負もあるが、その可能性は多分ない。したがって、教育+経験から考えると、たとえその人物が厄介者であったとしても簡単に換えられるものではなくなるかもしれない。
もっとも、私自身、ここで長くいることができるかと言われたら難しいと言う。なので、自分から換わっていくと思う。それまでは、ここで土台を築くことにする。それが現状況下で行える最良の手段であると考えられるからである。
まだまだ逃げられそうにないが、いつか逃げる。それじゃあ、また。
今回の一言
人のあたり・はずれも落差が大きい。人生を変えてしまうほどに強力である。