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学費と奨学金 大学は無理に行っても仕方ない 2018-04-03

今週は健康診断もあって、済んでしまうとやることがなく、また研究室からの連絡もないので、遊ぶしかない。とはいえ、卒研のネタと文献集めも開始しなくてはならないわけで、しかしそれも全然いいネタが見つからないのである。新しい、既存ではないネタと言われると、実際出尽くした感が強いので難しいのである。解決策は困っていることをリサーチして、それを改善する方法をネタにするか、くらいである。ただしそれも賭けに近い気がする。

 

ところで、高校と大学は、公立や一部の例外を除けば、学費が避けられない存在になる。両方が私学なら普通に800万くらいはいくであろう。ガチャにしてはかなり高い金額である。それなのに大抵はレア以下しか出ないのだが。

馬鹿な私はいずれも私学でしかなかったわけで、生きているだけでこんなに金がかかるのがどうにも不思議に思えて仕方ないのだが、その学費は馬鹿にはならない。少子化の理由はここにもあったかもしれない。経済が低迷しているのにこれじゃあ子供をつくろうとは思えないかもね?まあ、学費が高いのは仕方ないのだが。

そこで、どれくらいかかるか、私の実例で考えてみる。

 

普通以下の私立大学の工学部の場合

合格時入学金:1,243,300円(2015年・年額)

当時に払い込んだ領収書が残っていた。そこには上記の金額が書かれていた。ちなみに、入学金そのものは30万くらいだったはず。うる覚えだが。合計150万かそれくらいなのだろうか。

 

高かった(KONAMI)。

 

口から心臓が飛び出すかと思った。身体の構造上それは無理なのだが、これくらいの金があれば中古車1台は買えそうである。それを大学のために回してくれたと考えると……頭が上がらない。

しかもこれが最低4年間は続くので、総計すれば600万は優に超える額になる。「最低」なのは留年、留学、休学などを考慮せず、奨学金を使用しなかった場合で、これらの要素がある場合は話は変わってくる。とはいえ奨学金は卒業と同時にハンデを背負うことになるので非推奨。このことは後述。

ただでさえ金欠の家庭環境であるのに、無理をさせた感が強く、大学に行かず就職した方が良かったような気もしている。そうすれば就活で苦しむこともないし?安直だが。

だが、就職先も目標もなく、コネもアテもないのでとりあえず大学という、私も結局、流れるように生きる人間の1人でしかなかったわけである。人生のリセットは出来そうにない。

 

プロ学生は学費すら自分で稼ぐ(らしい)

中には学費を自分で稼いでしまうイレギュラーな学生が存在する。それを独自にプロ学生と呼んでいるが、何故大学に行くのだろうか。

正直、何らかの方法で学費相当やそれ以上に稼げるのであれば、大学など行かずに専門的にその勉強をしたらいいのではないだろうか。それとも今後の人生の保険でもかけているのか。しかし、他人であるので知ったところでどうでもいい話である。あっ、そういうのが起業するのか(発見)。

ところでそんなプロ学生を1人、知っている事には知っている。以前の記事で紹介したあるTwitterアカウントの人がそれで、観察は継続している。しかし何で稼いでいるかは不明である。恐らく株かFXかだろう。ともすれば、経済を読む力は既に身に付いていると言っていいかもしれない。もしかしたら違うかもしれないが。経済に強い人は色々と頼りになると個人的に思っている。

プロ学生は、超の付く努力家か生まれ持ってした才能を発揮出来る選ばれた人間しかなれないので、これも私には縁のない話である。努力しない人間で、選ばれもしていないから。

 

奨学金を利用してまで大学に行くのは……

ところで、奨学金というガバガバな制度が存在し、金がなくても大学へ行くことは実質可能になっている。ただし、奨学金には2種類あり、1つは返済不要の、大学側で出している奨学金であり、もう1つが卒業と同時に返済義務が生じ、そのために多くの社会人を死のどん底へ突き落とした日本学生支援機構による奨学金がある。

前者については成績や実績でどうにでもなるため、努力次第で取得が可能である。また、給費生制度がある大学も存在し、私の大学ではこれが存在する。どれをどう使うかはその人次第である。

問題は後者である。後者は奨学生の多くが利用しているであろうタイプの奨学金であり、これを利用することに関してメリットは0、寧ろデメリットしか呼び込まないガバガバな制度である。

タイプが「貸与」のため、返済が生じるのは仕方ないのだが、半分くらいが返済出来ていない(らしい。ちゃんと調べたことはない)。そして返済できなければブラックリスト入り、ローン等が組めなくなるという、人生終了のお知らせを通告されることになる。こうなれば最後、もう死んだほうがマシである。何のために大学にいったんでしょうねぇ……(困惑)。

 

大学以外の選択肢(専門学校は除外)

だが残念なことに、この未来を先読みせずに安易に奨学金を借りてまで大学に行く学生が多数存在する。これに関しては、言いたい事は1つだけである。

大学行かないで就職するか職業訓練校行け。

本来の職業訓練校は離職者・失業者向けではあるのだが、学卒者向けの内容も有料ながら存在する。どれくらいかかるかは、自分でググって。大体は1~2年であるので、大学よりは安いはずである。とはいえ、卒業後の将来の安定は保証出来ないが。人間関係とかその他諸々、これも自分で何とかして調べて。

就職に関しては、コネでも何でも使えばいい。で、ある程度金が貯まったら、その金で海外に飛んで事業をするなり何なりすれば、多少は変わる……かもしれない。これも保証は出来ない。

逆に高卒のほうが怖いものなしで進めるということもある。これは調べれば成功した著名人が出てくることで分かるが、何らかの行動を起こして、失敗しながら成功に辿り着いた人がいる。とはいえ、成功者は成功談しか語らないので、信用していない。

或いは、それらも駄目なのなら……死んでやり直したほうがマシかもしれない。そして、死ぬことについては、その人の選択であるので何も言わない。それが流儀であると考えている。

 

それじゃあ、また。金に執着するのは必然である。

 

 

ちなみに、今日の気持ち

この記事を書いたために少し惨めな気持ちになった。心が弱いことを実感させられる。